ノートに日付を入れるだけで営業力が上がるって知ってました?

ノートに日付を入れるだけで営業力が上がるって知ってました?

ノートの右上に、日付を書く欄がありますが、使ったことありますか?

 

「見たことある!」という人は多いと思いますが、「使ったことある!」という人は、意外と少ないんじゃないでしょうか。

 

そういう私も、ちょっと前まで、あるのは知ってましたが、使ったことはありませんでした。

 

でも今考えると「もったいないな」と思うんです。

 

なぜなら、ノートに日付を書く習慣を始めてから、営業力が大幅に上がったからです。

 

なぜ、ノートに日付を入れると、営業力が上がるのでしょうか?

 

マイルール1、「見開き1ページの使い方」

 

私の営業ノートには、マイルールが2つあります。

 

「見開き1ページで1社」と「日付を入れる」ことです。

 

イメージしやすいように、先に「見開き1ページで1社」についてお話しますね。

 

私の営業ノートは、必ず見開き1ページで1社です。

 

絶対に、見開き1ページの中に2社、または、3社の情報を書きません。

 

それは、見開き1ページに1社だと、その会社の情報が1ページに集約されていて見やすいからです。

 

これだけの情報化社会です。

 

どれだけ情報を持っているかでなく、どれだけ情報が整理されているかが、その人の能力をしみられます。

 

1ページに整理できるということは、自分の頭の中が整理されているということです。

 

頭の中が整理された状態で商談に望めば、1本筋が通った提案をすることができ、たいていの商談はうまくいくものです。

 

その逆に、1ページに1社の情報が集約されていない状態は、頭の中が整理されていない状態です。

 

この状態で商談に臨んでも、あっち、こっちに話が飛び、まとまる商談もまとまらなくなってしまいます。

 

だから、ノートを取る時点で、情報を整理しながらノートを取る必要があります。

 

見開き1ページに1社の情報を記入していくと、ノートを取る時点である程度情報をまとめることができます。

 

ただ、1ページに1社の情報しか書かないというルールを決めるだけで、数社の情報が書かれたノートと比較すると、情報が整理された状態に大きな差が出来るのです。

 

マイルール2、ノートに「日付を入れる」

 

さらに、日付を入れると、ノートはさらに進化します。

 

日付は、人の記憶を呼び起こします。

 

例えば、私の営業ノートには、見開き1ページに1社の情報しか書かないことは先ほど言いましたが、その1ページには、数日分の話した内容が書かれています。

 

11/1に話した分。

 

11/20に話した分。

 

12/10に話した分。

 

これらの内容が日付と共に書かれています。

 

さらに、商談が複数名で行われたときには、日付の横に簡単に席順も記入しておきます。

 

「日付」、「席順」、「商談の内容」の3つを見ると、その時の様子がまるでビデオでも見ているかのように再生されるのが分かります。

 

「そうそう、相手の部長さんはこんなこと言ってた」

 

「次までに、ここを詳しく知りたいって言ってたっけ」

 

その時の、テンションであったり、相手の感情までも感じることが出来ます。

 

要するに日付を入れることで、ただのノートから、感情の入った、別の言葉で言うと魂のこもったノートに変化するのです。

 

相手の感情に寄り添いながら、相手のお悩み事を解決する方法を考える。

 

常に、相手が主語で考えられるからこそ、その思いが相手に伝わり、商談の成立に結び付くんじゃないかなと思っています。

 

営業ノートで大切なこと

 

営業でノートを取るときにすることはたった2つ。

 

「1ページに1社」と「日付と席順」を記入すること。

 

この2つを実践するだけで、相手に喜ばれる提案をすることが出来るようになり、その結果営業成績もどんどんアップしていきます。

 

「ただの営業ノート」と「相手の思いの寄り添い成績が上がる営業ノート」。

 

あなたなら、どっちのノートを取りたいですか?

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