仕事が出来る人がやっている!結果の出る「to doリストの作り方」

仕事が出来る人がやっている!結果の出る「to doリストの作り方」

活用できるようになると、大きな成功につながるのがto doリストです。

残業が多くて、家族との時間が取れなく悩んでいたマネージャーの田中さん。

あることをしたら、残業時間が80時間から10時間に大幅に減った。

田中さんがやったことはただ1つ。

to doリストの書き方を変えただけだった。

to doリストの書き方を変えることで、to doリストが効果的に使えるようになり、

残業が減るという目に見える結果として現れたのだった。

to doリストが使える人と、使えない人に大きな違いがあるかというと、そうでもない。

結果が出るポイントを知っているか、知らないかの違いだけ。

両者の違いは、ほんの紙一重なのだ。

では、どのように書けばto doリストで結果が出せるのか?

to doリスト制作のポイントについてまとめてみた。

to doリストが終わらない理由

「to doリストが終わらないんです」

もし、そう感じているとしたら、「考え方」を180度変えてみてください。

そうすると、to doリストが機能するようになります。

では、どのように考え方を変えるのか?

「1つしか終わらなかった」ではなく、「1つも終わった」と考えるように変えるのです。

そもそも、to doリストに書いた仕事は全部終わりません。

終わらないことを前提に、to doリストを作る必要があります。

人も減らされ、1人当たりの仕事量も増え、現場は大変を通り越して、パニック状態です。

昔ならリストを全部終わらせることが出来たかもしれません。

でも、今の状況では全部終わらせることは難しい。

では、どうすればいいかと言うと、優先順位が高いのもが終わればokと考えていきます。

そして、優先順位が低く、

いつまでもリストから消えないものは、思い切ってリストから削除します。

要するに、to doリストで「やる仕事」と「やらない仕事」を分けていくのです。

その時、リストから削除する仕事は基準を決めておきましょう。

例えば、「2週間リストに載っていたけど終わらなかった仕事は削除する」と言うような感じです。

そうすることで、本当に大切な仕事に集中することが出来きます。

80:20の法則を聞いたことがあるでしょうか?

仕事の成果の80%は、費やした20%の時間によって生まれる。

この20%の時間にどれだけ力を集中できるかが、ビジネスの鍵となります。

To doリストは終わりません。

ぜひ、80%の結果を作る20%のことを終わらせる、to doリストを目指してください。

そうすることで、結果はおのずとついてきます。

簡単リストを作っていく

リストを書くときのポイントは、すぐに出来ることを書くことです。

例えば、難易度の高いことをリストにして、

「今日も出来なかった。」

「また今日も出来なかった。」

こんなリストになったら、どうでしょうか?

きっと、to doリストを書くのが嫌になるでしょう。

その逆に、簡単な事をリストにして、

「今日も出来た」

「今日も出来た」

こんなリストになったら、どうでしょうか?

出来た数だけ、自信につながっていくでしょう。

自信がつくと、仕事のモチベーションが上がります。

モチベーションが高い状態だと、

難しいことでも達成することが出来るようになります。

まるで助走をつけてジャンプするように、

初めは出来ることを積み重ねて自信をつけていきます。

そして、自信がついたら一気にジャンプするのです。

自信に満ち溢れたあなたは、自分が思っている以上にジャンプできることに驚くでしょう。

そして、難しいことの達成できるんだと、さらに自信を深めていくでしょう。

このように初めは小さな自身でも、それが続くと自信は増幅されていくのです。

でも初めは、簡単な事をリストにするのを難しく感じます。

それは、多くの人が当たり前に出来ることを認識していないからです。

皆様の書く簡単な事は、私から見ると難易度が高いことに見えることが多くあります。

簡単な事とは、to doリストを毎日つけようと思ったら「紙とペンを用意する」こと。

これぐらい簡単なことから始めて欲しいのです。

「えっ、そんなこと」と思うことを確実にやりきることが大切なのです。

パソコンか紙か?

「to doリストは、デジタルと紙のどちらがよいですか?」

このようなに、よく聞かれます。

これについては、基本的にはどちらでもよいと思っている。

to doリストを確実にこなせれば、媒体は関係ない。

ただ、デジタルにするか紙にするか迷っている人には、紙を勧めている。

その理由は、紙の方が科学的に効果が上がると言われているからだ。

こんな研究結果がある。

ノルウェーの大学で、ランダムな文字の記憶力を調査した。

一方はパソコンのタイピングで暗記し、一方は紙に書いて暗記した。

6週間後、どれだけ覚えているかをチェックしてみると、

手書きの方が記憶に残っていることが分かった。

続いて、アメリカの大学では、キーボードではなく、

ペンを使った方が子供たちのライティング能力が優れていることを発見した。

その理由は、文字は手を使って書くために脳が活性化するそうだ。

それに対して、キーボードは場所を選択するだけなので、手書きほど脳が活性化しないそうだ。

この2つの研究から言えることは、

紙を使った方が無意識の領域を多く使うことが出来るということです。

意識と無意識の関係は、よく氷山に例えられます。

水面に出ている氷の塊が意識。

水面下にある見えない氷の塊が無意識。

その割合は、意識が1に対して、無意識が9にもなるそうだ。

それだけ人間の脳は、私たちが意識して使うことが出来ないのだ。

だからこそ無意識を上手に使うことで、

意識を使うだけより脳の大部分を使うことが出来るので、より結果を出せるようになる。

だから、デジタルと紙で悩んでいるなら、より多く無意識にアクセスが出来る紙をお勧めしている。

まとめ

to doリストの3つのポイントは、いかがでしたか?

いつくのポイントを実践できていましたか?

この3つのポイントを押さえるだけで、

冒頭の田中さんのようにビジネスで成果を出せるようになります。

ぜひ、ご自身のto doリストに、この3つのポイントを取り入れてみてください。

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